ダイナアクションパーカ |
ちなみに、カナダはバリバリ冬です。まだ軽い雪が降り続いていまーす。
本日のレビューは、ハードシェルジャケットである”ダイナアクションパーカ”
モンベルでは、いくつかのハードシェルの取り揃えがあります。
この他には、私も使用しているストームジャケット(レビューはこちら)が、ごっつく、耐久性に優れるのに対し、こちらのダイナアクションパーカは軽量化が計られており、山スキーからゲレンデ、アイスクライミングなど、幅広く使用できるタイプのハードシェルです。
詳細スペックは、モンベルのホームページでご確認をお願いします。
モンベルのホームページ
ダイナアクションパーカはゴアテックス3レイヤーの4シーズン用のジャケットですが、
40デニールの生地を使用しているので、結構軽いです。重量は450g。
ゴアの種類は、Gore-tex Proですね。新しいシリーズのProなので、従来のGoreより透湿性が28%もアップしているようです。28%って言われても実際どうなの?って感じですが、個人的にはどんなにアップしてもバックカントリーでの登りの時はザックの中です。カナダでマイナス20度以下の場合の登りでは、着ながら歩いていました。
なんせ汗っかきなんで。
ちなみに、他のGore-tex proを使用している製品は、Goreのサイトから見ることができます。全部で8社でていますが、価格が56,700円から10万近いものまで。高いっすね-。モンベルのダイナアクションは、34,800円。んーお得!
Goretex-proのサイト
一方ストリームジャケットは70デニールで500g。重量は50gしか違わないのですが、この生地の厚みにより、ストリームジャケットは結構かさばるように感じます。
着ている時は問題ないのですが、Mr.汗っかきの私の場合、アウタージャケットはザックの中に入っていることが多いので、かさばらないジャケットは嬉しいです。
以前愛用していた、アークテリクスのAlpha LTジャケットは未だに名品だったと思います。仕様シェルは一個前のGore-tex Pro。重量は390g。ザックの中でもかさばりませんでした。でも価格が7万6千円。
このジャケットは軽く、最新のシェルを使用しているので透湿性もあり、価格もリーズナブル。お勧めのジャケットです。上位モデルであるストリームジャケットは、頑丈でお勧めですが、着たり脱いだりするのを想定するのであれば、こちらのジャケットの方が使い勝手が良いです。アラスカのマウテニアリングやロッキーの厳冬期アイスクライミングなどではストリーム。その他はダイナアクションパーカがチョイスでしょう。
ポケットが小さ目ですが、一般利用であればそんな大きなポケットは必要ないので、問題ない範囲だと思います。ガイドだと無線やらメモ帳やらいれるので少し小さく感じました。
その他のマイナスポイントはなし!
174cmがサイズMをきたところ |
後ろ |
鼻下まで来るジッパー。 |
ジッパーを上げきっても顔にはあたらない仕様 |
内側は柔らかくなっている |
フードはもちろんヘルメットコンパチブル |
パウダーガードがないのもGood。個人的には必要ないので。 |
ピットジッパーも大きくて使い勝手が良い |
内ポケットはジッパとメッシュがある。ジッパには無線などをいれることもありました。 |
胸ポケット。もうちょっと大きいとガイドとしては助かるところ。 ストリームジャケットの胸ポケットは大きくて良かった。 |
ポケットは3ヶ所。両サイドはハーネスに干渉しないデザイン |
サイドのポケットの大きさは少し小さ目 |
腕に輝くカナダ山岳ガイド協会のバッジ。 自分で張りました(笑) |
ザックといっしょだとこのようなポケットレイアウト |
パウダー! |
モンベルサポートガイドの廣田君と八方にて |
mont-bell(モンベル) (2013-10-02)