モンベルコスミックパーカ |
カナディアンロッキーも2回の寒気団が通過し、毎回マイナス30度の気温を記録していますが、今日のレビューは冬のアクティビティに必須なジャケットの新商品、コスミックパーカです。
製品詳細はモンベルのホームページからどうぞ
本製品のカテゴリーは”ソフトシェル”
ソフトシェルとは定番のショーラーなどの生地を使った、ストレッチするが、防風性、撥水性があるというカテゴリーですが、コスミックパーカはゴアテックスなどを使用した”ハードシェル”に近いスペックを持っています。
ただ、裏面が起毛されていたり、がっちりストレッチするなどソフトシェルたる特徴も持っているので、ある意味ハイブリッド的な位置づけでしょうか?
昨年のバックカントリーガイドの時は、ゴアテックスハードシェルのダイナアクションパーカ(レビューはこちら)を使用していました。
数日使ったあとの感想としては、今年も1日でもガッツリ歩く時、数日の山行の際はやはりダイナアクションパーカを利用するでしょう。
こちらの、コスミックパーカが630g、一方ダイナアクションパーカが450gなので、約200gの重量さ、ザックの中での収まりを考慮してです。ただ、普通の1日バックカントリー、ヘリ、キャットスキーなどのガイド時、アイスクライミングなどはこちらのジャケットを使用すると思います。
普段のモンベルと違うなと思った点はサイジング。
恐らくソフトシェルなので少しタイトな作り?という感じでした。それでは普段Mサイズの私はやはり今回もMでしょう。
グッドポイントとしては、ポケット。
ガイドに必須の胸ポケット以外に、脇の部分にかなり大きなポケットが2つ。
内側にもジッパ付きの内ポケットがあり、収納に便利でした。
その他は、アゴまで隠せるジッパ、汗かき用のベンチレーション、ヘルメットに干渉しないフードと、細かいところまで考慮され設計されているので、クライマーにも良いジャケットですね。
1月に日本に行くので、湿った雪での防水性なども試していきたいと思っております。
174cmでMを着用 |
後ろ姿 |
アゴまで来てもジッパが直接に当たらない構造 |
汗かきには必須のベンチレーション |
このポケットが大きくて使い勝手GOOD! |
胸ポケットも標準装備 |
内ポケットも2つあり |
パウダーガードもあり雪の侵入を防いでくれる |
mont-bell(モンベル) (2014-09-19)