スーパーメリノウールシャツ |
モンベルのメリノウールシャツのレビューです。
昨今はちょっとしたメリノウールシャツブームでどのメーカーさんからもメリノウールシャツや靴下がでています。
そもそもメリノウールとはなんでしょうか?
グーグルで調べてみると色々細かい数字(何ミクロンがどうの的な)がでてきますが要は、
1. 取り敢えず温かい(吸着熱)
2. 濡れても冷えない
3. 着心地がいい
4. 汗を書いても臭くならない
ってところが特徴でしょうか? 速乾性は化学繊維より落ちるみたいですが、濡れても保温力が高いので、冷たく感じないようです。
今回試したのはモンベルのメリノウールラインナップの中で一番分厚いタイプのエキスペディション。この他ミドルウェイト、ライトウェイトがあります。
詳細は、モンベルのホームページで
私は東洋一といってもいいぐらいの新陳代謝が多い(高い?)人間、Mr.新陳代謝なので、ちょっと動いただけで汗をかいてしまいます。
これは山では命取り。汗をかいたあと汗が乾く際に体温を吸収(気化熱)するので、ちょっと止まるとすぐに寒くなってきます。特に冬は山岳スキーガイドをしているのでこれはこまりものです。
このエキスペディションウェイトは間違いなく暖かい、つーか熱すぎました。
例えば、カナダ最高のマウント・ローガンやアラスカの高所登山であればこれでしょう。その他はロッキーでマイナス20度以下の日のバックカントリーに使用するのに最適かなと思いました。さらにマイナス10度以下の日のゲレンデスキー。
レイヤリングは本当に難しく、で人にアドバイスしにくい分野です。なぜなら熱さの感じ方が人によってまったく異なるからです。
私は、かなーり長い時間山で過ごしているので、自分なりのレイヤリングが分かっているつもりなので、このエキスペディション厚さのシャツは、こんな気候の時に着ようと思えるわけです。
ひとこと言えることは着心地はすごくいいのは確か。これはポリエステルの速乾シャツの比じゃないです。
着心地はかなりフィットタイプ。ダボダボしなくピタッとするので肉がしまった気がして着心地は良かったです。
次はライトウェイトを発汗が多いバックカントリーの日に試してみたいですね。
174cm、65kgがMを着用 |
後ろ姿 |
mont-bell(モンベル) (2014-09-16)