シャルモパーカー |
今回は冬用のアウタージャケットのレビューです。
冬用のアウタージャケットは大きく分けると2種類。
1. Gore-texなどの防水透湿性のあるジャケット、一般的にはハードシェルと呼びます。
2. 表生地には上記の防水透湿性をもたせた素材を利用し、中には保温材をいれたもの。
これは、どっちがいいというわけではなくて、登りの多い、つまり発熱量が多いアクティビティをする際に2の保温材が入ったジャケットなんかを着てしまうと暑くなりすぎるし、かさも多く重量もあるのでザックに収まらなくなり、使い勝手が悪くなります。
逆にスキー場やヘリスキーなど比較的熱量が少ない場合、1の場合ジャケットの下にインナーダウンやフリースを着なくてはいけません。
ということで、用途用途で使用するジャケットが変わるということです。
もし1枚しか買わない! ってことであれば間違いなく1のハードシェルタイプ。これさえあれば、レイヤリングを駆使してその時の状況にあった重ね着ができるためです。
モンベルのシャルモパーカーは2のタイプのジャケット。
表生地にはモンベル独自の防水透湿性素材を使用、中はシンサレートという定番の保温材をいれてあります。私はスキー場、ヘリスキー、キャットスキーでこのジャケットを利用しました。
スペック等の詳細はモンベルのホームページからどうぞ
カナディアンロッキーの冬はマイナス10度以下がほとんど、マイナス20、30なんかにもなりますので、このジャケット+フリース+ロンTとかで滑って丁度いいくらいでした。ただ、日本のスキー場で滑る場合少し暑く感じるかもしれませんので、その場合は中は薄着ぐらいでも問題ないでしょう。
一日中湿った雪が降っている中でも着ましたが、中が濡れることは全くなかったので、防水性も高いと思います。
ただ、保温材が入っている分重量があるので、重複しますがバックカントリーには向かないですね。
ケースバイケースで着分ける。これがアウトドアの鉄則です。
行為自体にはお金がかからないですが、自然に身をおく分装備にはお金がかかる、それがジ・アウトドア!
174cm、サイズMを着用 先日紹介したドライテックインスレートパンツとの組み合わせ |
パンツが茶色い場合 |
アゴとジッパが当たる部分は保護されている |
内ポケットつき。 ジッパが縦にあると物が落ちやすいので、できれば上に付けて欲しかった |
フードは襟の部分にしまうことができる |
襟はボタン式 |
何かと重宝する胸ポケット。 |
パウダーポケット付き |
mont-bell(モンベル) (2012-11-22)