6/4-5に1本目のツアー終了後、スタッフトレーニングをおこなった。
これは自分のツアーは他の人より2週間ほど早く始まったので、なるべく雪が少ないようにと、この時期に設定された。
山の上とは思えない食事を作る、面白おかしい説明、つまらないジョーク、明るいガイドなどなど、ハイキングガイドを評価する上で、エンターテイメント的な要素を、お客さんは重要視しがちだ。
それはもちろんだけど、上記全ては”安全”という土台の上に建っていることを忘れてはいけません。
普通ハイキングではなにもおこらない。99%ね。でもなにか起きた時に、しっかりとした対応が出来る会社、そしてガイド個人。この基本が本当は重要視されるべき。
こういう地道な安全対策もお金がかかるわけであり、安い会社とちゃんとチャージする会社、このへんからコストの違いがでてしまうわけであり、その辺を消費者側のお客さんが、理解してガイド会社を雇うべきと思うんであります。
こういうのって実際見えない場所でいいと思うんだけど、さりげなくアピールしていかないと、不毛な価格競争に巻き込まれていっちゃうよね。
ということで、スタッフトレーニングでは、安全確認に重点を起き、
車の運転から、山での緊急時の対応、国立公園や救急との連携。このへんのプロシジャーをきっちりやりました。
山の中では、オフトレイルで山での勘”Mountain sense”に磨きをかけ、
自分は、シニアガイドとして、FirstAidや低体温症、緊急時のプロトコルなどをプレゼンさせてもらいました。
これで今年も安全なツアーができること、まちがいなし!
初日はクラスルームで座学+車について |
二日目はカナナスキスの奥地に入る。事前に地図で確認。 |
さっそくオフトレイルへ |
今年のメンバー |
クロッカスを踏まないように |
クロッカスが大満開 |