モンベルのトレランシューズ |
モンベル
トレールフライヤー トレランシューズ
遂に登場モンベルのトレランシューズです。
山のガイドをしている私としては、暇な時のトレーニング方法として一番良いのがトレラン。トレランって名前が始まる前から山は走っています。ただレーサーじゃないのでゆっくり山を走るだけですが(笑)。普段より軽い荷物でハイキングの何倍も早く移動できるので景色も次々変わりますし、アスファルトのジョギングより体にも優しい。早く雪が溶けて走れるようになるのが今から楽しみです。
さて、トレランシューズに必要なものは何でしょう。
1. 軽さ
2. ソールのグリップ
3. アッパーの堅牢性
本気のトレイルランナーが求めるのは、この3つ以外にもあるでしょうか、私を含めた趣味レベルの人はこの3つだけ気にすれば良いでしょう。
その観点からこのシューズを見てみると。
1. 軽さ
312g。トレランシューズはソールが分厚く、アッパーも剛性を持たせている分、普通のジョギングシューズより重くなる傾向があり、代替300g前後のものが多いです。
アッパーにゴアを使用すればもっと重くなりますし、ソールなどを軽くすればもっと軽くなるので、その辺はご自身の好みもあると思いますが、目安は300gを見れば間違いないでしょう。
2. ソールのグリップ
山を走るので、濡れている岩、砂、泥、いろいろなコンディションがでてくるので、トレランシューズには強いグリップ力が求められます。
このシューズはソールにモンベルの独自素材のトレールグリッパーを使用していますので、この点は折り紙付きです。
この素材はハイキングシューズのレビューでも何回も取り上げていますが、普通のソールより明らからにグリップ力が高いのが履くとすぐに分かるぐらいです。
3. アッパーの堅牢性
山を走るので普通のジョギングシューズだと少しに枝に引っかかったり、岩に引っ掛けたりするとアッパーが切れてしまいますので、トレランシューズはアッパー剛性を少し高くしています。またゴアテックスの生地を使用している物もあったりしますが、ゴアを使用するかしないかは通気性にも関係するので、そこはどのようなコンディションのトレールを走るかによってタイプが変わってくると思います。例えば残雪がまだある初春のトレランなんかは多少重くても良いので、ゴアのものが良いです。
ちなみに、この商品は通気性を重視しているので乾いたコンディション向けです。
姉妹品でゴアのアッパーの物もありますので、要チェック。
結局靴はスキーブーツもハイキングブーツも一緒ですが、人により足の形が全く違うので、自分の足に合うものを購入すべきですが、足に合えば良い商品ですのでおすすめです!
足首の周りもクッション性があり足を入れやすい |
アッパーに防水性はないので晴れの日用 |
んーワイハーが懐かしい |