【ギアレビュー】モンベル アルパインゴーグル PLレンズとHDレンズ

機能の割に格安なモンベルのゴーグル
モンベルアルパインゴーグル
PLレンズ&HDレンズ

去年の冬にお目見えしたモンベルのゴーグル。
ゴーグルといえば、老舗のSmithとOakleyやSpy、POC、日本のDiceなどが有名で、それ以外にも数多くのメーカーがしのぎを削っている分野ですが、そんな激戦区に滑り系ではなく山寄りのメーカーであるモンベルが参入した訳です。


ゴーグルに求める機能とは何でしょうか?
かっこよい、有名、オシャレっていう要素はもちろんあるべきですが、本質としては、
フィット感が高い、悪天でも良く見える、レンズが曇らない、という機能面が重視されるべきです。

フィット感
普段はあまり気づかないかもしれませんが、超ディープなリアルフェイスショットの時(強く切ってスプレーを上げるのではなくて、滑っているだけでそのまま顔まで雪が舞い上がる、アレ!) や超強風のコンディションの際、フィットが悪いと、鼻の隙間(つまり下から)風雪が入ってくることがあります。欧米の商品で”アジアンフィット”というモデルでない以上、ほぼのケースで日本人の骨格にあっていないので、実はフィットしていません。

鼻が低い日本人にもぴったり

悪天でも良く見える&レンズが曇らない
天気の良い日は、結局どんなゴーグルを付けていても細かいことが問題になることはないのですが、真価を発揮するのはやはり悪天時。特に滑走する際に視界がないと、ちょっとの凹凸も見えずに滑るのが怖いです。特に私はガイドで先頭で滑るので、ホワイトアウトの際はほぼ心眼で滑っております(笑)。後ろから来るゲストが、”いやー真っ白で何も見えないねー”とか言っているのが聞こえて来ると、ノーノーなんなら一番に滑ってその恐怖を味わいますか?と心の中で思っているとか、いないとかww

レンズが曇らないっていうのもレンズの質に関わるところです。初心者の方でハイクアップの際にゴーグルしたまま歩き始めようとする方もたまにいらっしゃいますが、普通の気温のコンディションでそれをするとすぐに曇るので、それは辞めましょう。それは論外だとしても、肝心の滑りの際でも、しょぼいレンズだとすぐに曇るものも未だに見かけます。

といった感じで色々なところに繊細が技術が必要な商品がゴーグルですので、必然的に価格も高くなります。一つ2万から3万、これぐらいがぶっちゃけ相場となるわけです。そして山に行くのであればそのぐらいの質のものを持っていくべきとも言えます。

ただ、2万円とか出すのって結構辛いですよね。しかもゴーグルって(サングラスも)、大事に使おうと思えば思うほど、何故かすぐに傷が入ります、しかも視界の邪魔になる部分に! そうするとテンションダダ下がり、視界も悪く安全面もリスクに。だったら安いのを買うか?でも機能面は犠牲にしたくない。

そんなジレンマをクリアしつつ、たったの8500円のゴーグルがあったらどうしますか? 買うでしょー。2つ買うでしょ!

ということでモンベルのゴーグル。もちろん日本人フィットの形、2種類(来年から3種類)から選べるレンズはもちろん取替可能。晴天でも雲天もバッチリ見える、そしてその安い価格。毎年山のように発表される新商品の中でも、かなりおすすめの一品です。

上が晴天用のPL(ポーラライズド、偏光レンズ)
中が雨天用のHD(ハイディフィニションレンズ)
下が来年発売の調光レンズ(光量でレンズの色が変化!)
オークレーって横に書いてあるのはかっこよいです。それは認めます。でも誰が貴方のヘルメットの横の文字を見ていますか? んーNo body 笑

個人的に3種類のレンズを2シーズン使用しましたが、来年発売の調光レンズタイプで全てのコンディション対応できました。他のレンズは予備として使用。完璧です。

ベテランの方とか未だに20年前のゴーグルを使っている人とか良く見ますが、是非新しいのを試して頂きたいですね。

ちなみに、レンズの取り外しができない軽量モデルも出ております。
こちらは登山用、予備用としてザックに、などの使い道があると思います。

ヘルメットとの相性も重要ですが、Smithのメットとはばっちり
さーいまから滑りますよー
チャッタークリークの山をバックに
後ろのバックルが小さいのが唯一のマイナス
グローブをしたままで付けるのは不可能ではないですが、若干コツが必要