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100Lの大容量ザック |
久々のザックのレビューです。
最近のモンベルは、
リッジラインパックもそうですが防水性を高めて、雨蓋をなくすタイプのザックが増えてきました。
雨蓋がないのは良し悪しがあり好き嫌いが分かれると思うのですが、実際に使ってみると簡単にメインポケットにアクセスできるので、雨蓋が無いことになれると、実は使いやすいです。
雨蓋がないデメリットとしては、本体と雨蓋の間にロープやジャケットなどの用具を挟めないってぐらい? ってことはロープ使わない、ザックの中身に余裕があってジャケットなどもしまえる人はむしろ雨蓋って要らないのではないでしょうか? そうです、考えれば考える程、別に要らないパーツだったんだ~。
最近良く使っている、リッジライン55L,30L、ランドナーパック22Lなど全部雨蓋ついていないですが、不便なかったですね。実際。
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カリブートラバースでも大活躍! |
さて、詳細を見ていくと、ザック自体は防水性が高いですが完全防水ではありませんので、黄色の防水インナーザックが付属します。これを使用すると完全防水になるようですが、インナーザックを使用すると後述するフロントジッパーからメインエリアにアクセスすることができなくなるので、注意が必要です。
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左は付属するインナーザック |
フロントにはポケットが付いており、スナックなどを入れることができます。
ただこのポケット浅いので余りたくさんのものは入りません。もうちょっと深くても良いと思います。
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フロントポケットは便利 |
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少し浅いのが残念ポイント |
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深さは23cm |
ザックに物を詰めるとこんな感じ。雨蓋がなくぐるぐるっと巻いてからぱちっと止めます。この動作は一般の2バックルよりは簡単です。
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クワガタみたいな形? |
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ロールアップシステム |
ザックの横はスキーなどを挟めるように、上下のストラップがあります。これはオーソドックス。
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横はオーソドックス |
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ザックにスキーをつけるとこんな感じ |
サイドの下部にポケットがあるのですが、これも浅く、北米スタンダードの水筒ナルジェンは入るのですが、落ちそうなので安心して入れることができません。
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ナルジェンをいれるには浅い |
たしかモンベルでもトレッキングザックは深く、入り口も2つあって荷物を背負っていても水筒が出せる感じになったので、今回も期待しましたが実は不評だったのでしょうかね?
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この写真はモンベルではないですが、このように入口が2つあると便利 |
その他には、メインパートにアクセスできるジッパーがあります。これも便利ですがサイドストラップがジッパーの上にかかっているので、あける際に毎回ストラップを外さなければいけなく、このひと手間がなければと。モンベルのザックはこのタイプが多く、ジッパーとストラップは干渉しないことを切に望みます。
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フロントジッパをあけると犬が。
ではなくて、メインエリアにアクセス可能 |
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ジッパとサイドストラップが干渉する |
ショルダーベルトにあるストラップを外すとストラップの位置を調整できS,M,Lとサイズを選ぶことができる
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この畳んであるストラップを外す |
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外すとこんな感じ |
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SML表記がでてくるので、好きな場所で使用する |
さー前半に何回雨蓋って言うんだ!っていうぐらい雨蓋の話をしましたが、実は別売りで購入可能です!
トップリッドっていう商品名3,400円で夢の雨蓋も装着可能。100Lじゃ足りない、雨蓋ファンの方は是非購入しましょう。
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雨蓋装着時 |
一点注意点は、フックでしか止まっていないのでザック本端がスカスカだと外れてしまいます。せめて背面はバックル式のほうが良い気がします。
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このようなフックで簡単に装着可能です |
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背面部分もフック |
正面にはアックスホールダーが付いていますがカラビナと一緒に使用するタイプ。
これカラビナって重要な装備なので、ここに一個取られるのは厳しいです。
一般的な石づきを先に通してひっくり返す方法もできますが、50cm以下の短いアックスは上のホルダーにギリギリ届く状況なのでセキュアではありません。実際アックス一本縦走中になくしてしまいました。
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カラビナと一緒に使用 |
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こんな感じ(多分) |
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上部はバックルで使いやすいが、長さ調整はプラスチックのヒンジをあげないと行けないのでひと手間 |
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55cmぐらいのアックスならこのような昔ながらの装着方法がとれる |
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ブラックダイヤモンド社のアックスホルダー
これが欲しいっす |