2016年1月23-31日 白馬妙高スキートリップ 下見編


カナダ山岳会とのコラボ北海道ツアーの後は、すぐに長野方面へ。
メンバーはBC州ゴールデン在住のベテランガイドRussと私の2名で7名のお客様をご案内。

お客さんは23日に白馬入りするのですが、今年の長野ツアーは、白馬だけでなく妙高方面も行くことに。妙高はほとんど滑ったことがないので、20日にRussと現地入りして下見することにしました。

この下見にはお世話になっているモンベルの設楽さん、アメリカ在住のスキーガイドノリエさんも加わり、4名で楽しく滑りました。

当初は東京でレンタカーをし妙高入りする予定でしたが、近頃のスーパー円高の影響を受け、カナダドル建てで計画をしている我々には、経費的に一気に苦しいことに。少しでも経費を抑えるために、新幹線+ローカル線で移動しました。それでも朝8時20分の東京駅発北陸新幹線に乗れば、昼前には妙高に到着する速さ。レンタカーより安くて、安全で、早い。新幹線舐めてましたね。これからも使用します。

1月20日 東京~長野~妙高
雪不足であえいでいた長野/新潟地方も、数日前からの嵐で一気に積雪が増えなんとか滑れる状態に。それでも例年に比べると1/3ぐらいの雪しかないとのことで、なんともラッキーな時期に来ちゃいました。

昨年開通した北陸新幹線に東京駅から乗り込み、設楽さんは大宮で合流。長野でローカル線に乗り換え、妙高高原駅へ。駅へは宿泊する”きよし旅館”のかたに迎えに来て頂きました。このきよし旅館、女将がファンキーでかなり楽しい宿でした。今回はお客さん用には別の宿を確保してしまっていたので、3泊しかできませんでしたが、来年以降また来ますよ!

長野から妙高はJRではなくなったローカル線で向かう。
最新鋭の北陸新幹線からのギャップが渋いっす
ローカル線。扉はなんと自分で開けます
ぽっぽや的な駅を見ながら、ゴトゴト進む
あっという間に妙高へ。
昔ながらのスキータウンに外人がウロウロしている感じです。
カツ丼でランチを取った後、早速ゲレンデへ

この日のゲレンデは嵐の影響で爆風。
滑ってらんない状況でしたので、パトロール隊長に挨拶をして、退散。
ゲレンデから宿付近まで道路を滑って帰れました(笑)
夜は妙高市職員さんのおすすめのうどん屋さんへ
こんな感じの雰囲気。
うどん各種美味しいですが、これは味噌煮込み。
りんごの天ぷらなんかも美味しかったです。
妙高の地酒をたっぷり頂きました。
鮎正宗がRussのお気に入り。一升瓶買ってました(笑)
2次会は飲み屋の酒笑歓亭へ。
日本人は我々のみ。
ここにコロラドのノリエさんが合流。明日から一緒に滑ることに
1月21日 前山

妙高クラッシクである”前山”の下見に。
噂に違わぬブッシュの多さ。次回は絶対いい雪の時に来たいです。
知らない場所に行った場合はピットを頻繁に堀り情報を集めます。
逆にお客さんと滑る頃には雪情報がわかっているので、ほとんど掘りません。
影の努力ですな。この日は見えているあられの層にびびっておきました。
山頂から滑り開始。
ん?どこに滑るのかって、我々にはラインが見えています
こんな感じで木をくぐって滑っていきます
前山下部にはこのような開けた場所も発見。
ようやく気持ちの良いスキーができました
photo by Norie
ノリエさんとRuss

設楽さん

1月22日 三田原山
三田原山でも積雪の情報収集
設楽さんとノリエさんは昨晩のうちに帰京してしまったので、この日から私のRussの2人のみ。
下見した場所は三田原山。
三田原山は妙高クラシックルートのもう一つ。妙高杉ノ原からアクセスするエリアです。
このエリアのブッシュは前山より断然少なく、お客さんを連れてくるにはここだ、っということで下見したかいがありました。斜面も南と北と選べて、木もまばらで最高に良い場所でした。雪の少ない年でもこれなので、多い年ならもっと素晴らしい斜面でしょうね。

きよし旅館の女将にビールとツマミをご馳走になっちゃいました。
ご馳走様でした。次はお客さん連れてきます!

夜はラーメン屋へ。お客さんは外人のみ。
むしろ私が外人です。