カナダ山岳会とのコラボ北海道ツアーの後は、すぐに長野方面へ。
メンバーはBC州ゴールデン在住のベテランガイドRussと私の2名で7名のお客様をご案内。
お客さんは23日に白馬入りするのですが、今年の長野ツアーは、白馬だけでなく妙高方面も行くことに。妙高はほとんど滑ったことがないので、20日にRussと現地入りして下見することにしました。
この下見にはお世話になっているモンベルの設楽さん、アメリカ在住のスキーガイドノリエさんも加わり、4名で楽しく滑りました。
当初は東京でレンタカーをし妙高入りする予定でしたが、近頃のスーパー円高の影響を受け、カナダドル建てで計画をしている我々には、経費的に一気に苦しいことに。少しでも経費を抑えるために、新幹線+ローカル線で移動しました。それでも朝8時20分の東京駅発北陸新幹線に乗れば、昼前には妙高に到着する速さ。レンタカーより安くて、安全で、早い。新幹線舐めてましたね。これからも使用します。
1月20日 東京~長野~妙高
雪不足であえいでいた長野/新潟地方も、数日前からの嵐で一気に積雪が増えなんとか滑れる状態に。それでも例年に比べると1/3ぐらいの雪しかないとのことで、なんともラッキーな時期に来ちゃいました。
昨年開通した北陸新幹線に東京駅から乗り込み、設楽さんは大宮で合流。長野でローカル線に乗り換え、妙高高原駅へ。駅へは宿泊する”きよし旅館”のかたに迎えに来て頂きました。このきよし旅館、女将がファンキーでかなり楽しい宿でした。今回はお客さん用には別の宿を確保してしまっていたので、3泊しかできませんでしたが、来年以降また来ますよ!
長野から妙高はJRではなくなったローカル線で向かう。 最新鋭の北陸新幹線からのギャップが渋いっす |
ローカル線。扉はなんと自分で開けます |
ぽっぽや的な駅を見ながら、ゴトゴト進む |
あっという間に妙高へ。 昔ながらのスキータウンに外人がウロウロしている感じです。 |
カツ丼でランチを取った後、早速ゲレンデへ |
この日のゲレンデは嵐の影響で爆風。 滑ってらんない状況でしたので、パトロール隊長に挨拶をして、退散。 ゲレンデから宿付近まで道路を滑って帰れました(笑) |
夜は妙高市職員さんのおすすめのうどん屋さんへ |
こんな感じの雰囲気。 |
うどん各種美味しいですが、これは味噌煮込み。 りんごの天ぷらなんかも美味しかったです。 |
妙高の地酒をたっぷり頂きました。 鮎正宗がRussのお気に入り。一升瓶買ってました(笑) |
2次会は飲み屋の酒笑歓亭へ。 日本人は我々のみ。 ここにコロラドのノリエさんが合流。明日から一緒に滑ることに |
1月21日 前山
妙高クラッシクである”前山”の下見に。 噂に違わぬブッシュの多さ。次回は絶対いい雪の時に来たいです。 |
知らない場所に行った場合はピットを頻繁に堀り情報を集めます。 逆にお客さんと滑る頃には雪情報がわかっているので、ほとんど掘りません。 影の努力ですな。この日は見えているあられの層にびびっておきました。 |
山頂から滑り開始。 ん?どこに滑るのかって、我々にはラインが見えています |
こんな感じで木をくぐって滑っていきます |
前山下部にはこのような開けた場所も発見。 ようやく気持ちの良いスキーができました photo by Norie |
ノリエさんとRuss
設楽さん
1月22日 三田原山
三田原山でも積雪の情報収集 |
設楽さんとノリエさんは昨晩のうちに帰京してしまったので、この日から私のRussの2人のみ。
下見した場所は三田原山。
三田原山は妙高クラシックルートのもう一つ。妙高杉ノ原からアクセスするエリアです。
このエリアのブッシュは前山より断然少なく、お客さんを連れてくるにはここだ、っということで下見したかいがありました。斜面も南と北と選べて、木もまばらで最高に良い場所でした。雪の少ない年でもこれなので、多い年ならもっと素晴らしい斜面でしょうね。
きよし旅館の女将にビールとツマミをご馳走になっちゃいました。 ご馳走様でした。次はお客さん連れてきます! |
夜はラーメン屋へ。お客さんは外人のみ。 むしろ私が外人です。 |