141127-1202 Chatter Creek staff training / チャッタークリークでのガイドトレーニング

チャッタークリーク

色々落ち着いてきたので、溜まりに溜まったブログの更新をやっとこさ始めます。
一発目はなんと2ヶ月前のチャッタークリークでの今年の冬のガイド/スタッフトレーニングの様子です。
既に色あせた記憶ですが、なんとか掘り起こしていきますよー。

カナダではどこのガイド会社もそうですが、シーズン頭にはスタッフ全員を集めて集中的にトレーニングをおこないます。ということでいくつかの会社で働く場合11月末から12月中旬にかけてスタッフトレーニングが集中する傾向にあります。私個人では、もう一社Golden Alpine Holidaysでよく働くので、この2社のガイドトレーニングに参加しました。それだけでも述べ10日間になるんですね。

さて、カバーする内容は会社のポリシー、緊急事態発生時のプランの確認、地形の確認、その他変更があった点の確認、その年ならでのスペシャルトピックなどなどを5日間にわたってカバーしていきました。

今年の日程は、2014年11月27日-12月2日。
初日は町で、がっつりファーストエイドの講習、予期していなかった筆記テストもありましたが、なんとか合格。ふー、先に言ってくれって感じでしたが、ま~受かったので良しでしょう。

2日目以降は、かなり多くの時間を会社のポリシーに費やしましたね。つまり座学。この業界ミスると他人の命に関わりますから、20種類以上の書類に目を通さないといけないんですね。
外では、怪我をしたお客様の搬送練習や、ビーコン練習。あとキャットを使わずに皆で歩いて、新しく伐採して木が薄くなったコースなんかを歩いて確認しました。

チャッターの今年の目玉はなんといっても3台の新しいキャット。一台数千万しますが、一気に新しいものにアップグレード。さすが世界最大規模のキャットスキー会社です。
実際乗りましたが、まー乗り心地最高。

皆様も是非乗りに来てください!

お客様はヘリで20分で入山ですが、スタッフはバスで2時間かけて中間駅まで。
その後はキャットが迎えに来て1時間の道のり。
つまり3時間。長いっす。
トレーニング中はお客様の部屋に滞在。
居心地いいっす。
けが人を搬送するソリの練習。
スキーパトロールで慣れていますが、パウダーだとむずいっす。

マイナス20度に下がる日もありました。

こんな感じで結構な時間を室内で過ごしました。

ビーコントレーニング。
やっぱ外はいいっすねー。

ガイドの一人は雪崩環境における意思決定が研究テーマで修士号を持っているという秀才。
彼女からのプレゼンはかなりためになりました。

1日は歩いて移動。普段滑っている場所を下から上がると新鮮です。

話題のニューキャット。

シートは3席x4で12名。足伸ばしても前に付きません。