Mt.Ball 3011m |
1泊2日の行程で地元の友人達(ヒロ、マサ、ゆうきと自分)でMt.Ballという山のスクランブリングに出かけてきました。
スクランブリングというのは、北米で使われている登山用語。 ロープを使わなくていいが、手は岩にかけないと登れない登山の種類を言います。日本で言うと穂高とか槍に登るって感じでしょうか。
今回目指したのは、バンフ国立公園にあるMt.Ball(3311m)。大きい山ですが高速からは見えなく奥まった場所にあります。
ハイキングガイドとしてシャドウレイクロッジという場所には何度も訪れたことはあり、その度に仰ぎ見ていたMt.Ball。いつかは登らないとと思っていましたが、遂にその機会が訪れたわけです。
アクセスに使える登山道はもちろんないので、オフトレイルといって林の中をガサガサ入っていく必要があります。
登山道がないってことは、1時間歩いても1kmほどしか進めません。ということで我々は1泊2日の行程で行くことに。
結果は、
発案者のヒロは行きの登りで腰を痛めてしまったので、2日目の登頂日は残念ながらテントでお留守番でしたが、他の3名はなんとか登頂!
いやー、かなり長い戦いでした。
初日はブッシュワーク+2003年の山火事による倒木でアップダウンを繰り返しながらなんとかビバーク地点へ。
2日目は、ひたすら続くガレ場を1300mの標高差。Beatriceという山からMt.Ballまでもアップダウンを繰り返し、最後の登りはまたザレ場。テント場から往復で8時間。
その後初日の道なき道を5時間の下山。
最後の4時間ぐらいは、ずーっと続く片斜面に足の裏がやられ、皆に遅れをとりながらも、なんとか駐車場へ。車が見えた時には、ほぇーって感じでした。久しぶりにがっつりやられた登山となりました。
仕事はハイキングガイドとはいえ、安全にハイキングをガイドするにはそれ以上の登山をしてないとダメだと自分は思っています。その為には、このような自分のリミットをあげるこのような登山は、仕事にも活かされれていくことでしょう。
という堅い話は抜きにしても、気の合う仲間と登山に行くっていうのは本当に楽しいものでした。
Thanks, Hiro, Yuki and Masa!
駐車場。まだ元気な我々 |
発見したフクロウの子供 |
こういうのが延々と続きました |
ラズベリーが満開でした |
ラズベリーをすする。いいね! |
ヤナギランが満開 |
怪しい笑顔 |
モンベルの装備を試してもらっています |
裸と花(笑) |
健康的な日焼けのヒロ |
もっと外に出て焼きましょうユウキ |
日本製Muka ストーブを使用してクッキング |
今回は皆写真好き。一眼大集合 |
夕焼けが素晴らしい |
夕焼けを狙うマサ |
ユウキも |
黄昏中 |
素晴らしい夕焼け |
焚き火中 |
2日目はいよいよ登山。ガレ場が続く |
滝を横切る。ちょっと緊張 |
絶景の中スクランブリング |
陰影 |
マサが登る |
マサが笑顔 |
1つ目のピークについてMt.Ballを見る。まだ遠いっす |
ジャンダルムをのっこし、更に登ると |
皆お疲れ様でした。ヒロのアックスも一緒に登頂 |
頂上! |
頂上で撮影会 |
ハイキングの際下から仰ぎ見ていた懸垂氷河。上から見た。 |
下山はまたこんな感じ |
まだまだ元気 |
下山後は疲れ果てていたので、後日改めて祝勝会 |