Gear Review モンベル ロッシュジャケット レビュー




今日のレビューはソフトシェル。
モンベルのロッシュジャケットです。詳細はホームページからどうぞ。

このジャケットのカテゴリーはソフトシェル。私のソフトシェル遍歴は、

Mountain Equipment coopの既に廃盤のモデル$150ほど
PatagoniaのAlpine Guide Jacket$230
ArcteryxのGamma MX Hoody$350
ArcteryxのGamma SL Hybrid Hoody$250

アークのガンマSLはかなり薄いソフトシェルなので、若干他と毛色が違うにしろ、色々試して来ました。
その結果、バックカントリースキーやハイキングなどのすぐに体が温まるタイプのアクティビティの場合は、裏が起毛されていない薄手のソフトシェルが、暑くなり過ぎないのでGood。
逆に、スキー場やヘリ、キャットスキーや待ちが多いアルパインクライミングなんかは、普通の厚みのソフトシェルがGood。

このロッシュジャケットは後者のほうでしょう。バックカントリースキーの時は少し暑くなりすぎるので、厳冬期のバックカントリー、もしくはキャットスキーのガイディング中に着てました。
ちなみに、ハイアウトプットのアクティビティにモンベル的には、ライトシェルジャケットが良さげですね。
ただ、これは個人の好みなので、あくまでも参考までに。

一冬着た感想は、かなり着やすい!そしてコストパフォーマンス高いです。このシェルは1万2800円。アークのGammaは約3倍の値段。なんでこんな価格差が付くのでしょう?
機能的にも全く問題ないし。パタゴニアにしても倍の値段なので、この価格差をどうとるかは、あなた次第!

袖口はベルクロが使いやすい。また、袖口の素材が雪がつきにくくなっているのもGood

174cm、65kgがサイズMを着用。
無線など持ち物が多いガイドとしては、胸ポケットは必須。
しかもなるべく大きいのが本当は望ましい。

裏は起毛されている。カナダの厳冬期登山ではこのぐらいでも暑すぎなかった


ザックと干渉する肩の部分は毛羽立たないように別素材

首上までジッパがあがり肌に当たらないように保護されている。
またジッパも風が入らないように工夫されている
唯一のマイナス点。ジッパ周りの装飾品がすぐに剥がれ始めた。
ポケット機能には影響しないので、見た目の問題のみなので、気にしなければOK。