デナリ/ マッキンリー登山 登山編 DAY14

2004年5月21日(金) 

朝起きるてレンジャーのいるテントへ、視力も戻り奥さんも大丈夫そうなので、無事を伝えるのと天気予報のチェック。 
天気予報では相変わらずで、向こう1週間悪く、良くなる兆しがないとのこと。 
あと1週間待って登頂できたとしても、6月にあるACMG(カナダ山岳ガイド連盟)のガイドの試験に間に合わない。 
とういことで、今回は敗退に決定した。ここ1週間で何人かは登頂したようだが、みなさんエキスパート達。その他の一般市民はほとんどが停滞&敗退。素人二人組の我々にしても、自分らの器量に照らし合わして良くやったほうだと思うことに。 

山は逃げません、次の機会に頑張るぞ。 
そうそう、朝テントに行ったとき、韓国隊のメンバーが深刻そうに座っている、話を聞くと我々のテントの横にいたおっさんが昨日から行方不明とのこと。レンジャーにアジア人ということで通訳を頼まれるが、ペゴパー(腹減った)しか喋れない自分はもちろん断るしかなかった。 
お湯をもらった恩もあるし、無事でいてくれればいいのだが。 
午後テントを撤収して下り始める。やはり下りは空気も濃く早い、DCでスキーをピックアップしてそのままC1へ。 
カルヒートナ氷河は完全にホワイトアウト。GPSを使用して無事にC1にたどり着いた。取っておいたご馳走カレーを食べて、ぐっすり寝た。 

朝 ラーメン&ご飯 昼なし 夜 カレー&Soup