位置

私、体が非常に固い。どんだけ固いかというと皆さんの思う固いの10倍固いです。
でも、小学校の時は自分が固いなんて知らなかった。というか「体が硬い、柔らかい」なんて認識がなかった。中学校でもなかったな。
まさに昭和世代、体罰もまだある感じだったから、スポーツ前の柔軟なんて重要視されていなかったしね。

それが、高校、大学と進むにつれ、また、世の中のヨガ、健康ブームでストレッチが取りはやされだすと、気付いたのです。
あれ?俺って固い?
冷静になって周りを見ると、いやー固かった。おれのからだは固かった。人の10倍固かった。

同じ感じで、自分の出身地。これ結構東京のど真ん中でして、高校までは公立だったので、みな同じ地域出身。だから立地の良さなんて意識しなかったのですが、大学入るとみな日本各地からやってくる人々。そこで、自分の出身地の立地の良さに初めて気づきました。いい場所に生まれたなーってね。

競争の激しい外資系のIT業界で働くヤンエグからの受け売りですが、仕事でもスポーツでも、何んでも良いのですが、自分自信が今その業界のどこに位置するかをたえず意識すること。これ、非常に大切です。会社内ではなく、業界全体を見てどこに位置しているか。

若いうちは周りが見えていないから気付かないんですよねー。年をとってもそういう視点で見ないと、本質が見えてこない。小学校時代に、あれ前屈の全国平均は10cmなのに、おれはマイナス30だな。やべーな、前屈業界で自分はかなり低い位置にいるから、努力しないと、ヨガブームにまにあわねーべ。って気づいていたら、今頃、しなやかな体だったろーに。

ガイド仲間が今年の夏、日本屈指のバスケ強豪校を長年務めた監督をガイドしたらしいのですが、その方はいつもトップを意識していたと。トップの高校が何をやっていたかを、意識していたと。

業界全体で自分の位置を確認し、トップになるためには何をすべきかを意識する。

そして柔軟体操は怠らない。