180417 Northern Cariboo Traverse / ノーザンカリブートラバース Day1

ロッキー&コロンビア山脈概念図
行ってまいりましたノーザンカリブートラバース。
トラバース概要と用意編はこちらから

結果はもちろん大成功。11日間の食材を持っていきましたが、8日間で約130kmを走破できることができました。このトラバースはなぜかあまりやった人間がいなく、1982年にやられてから、次の記録が2008年、去年もやったパーティーがいますが、記録がないグループも含めて多く見積もって我々で10組目以内でしょう。もちろん日本人は初!

そんなトラバースは、モンベル社のチャレンジ支援制度、新富士バーナー、日本山岳会東海支部の支援を受けて実現しました。各社/団体様ありがとうございました!

せっかくなので1日毎に振り返って行きたいと思います。

トラバース概念図
Day1ルート(左から右)
2018年4月17日(火)
Time : 5hr (14:50-19:50)
Distance : 6.5km
Vertical : ↑927m↓289m

キャンモア出発は朝6時。ここからヘリパッドのあるValemountという町まで約7時間のドライブです。長いですがカナダの運転は一本道で簡単なので余り気にならないのも事実。

今年もヘリコプターはYellowhead Heli。パイロットも同じMatt。

我々”今年も来たぜ!、ここに行きたいんだけど?”
Matt”お~ひさしぶり、今ヘリだすから、乗ってき~”

みたいな感じでが田舎のヘリ会社。もちろん費用は片道23万円としっかり取られますが、乗りへのノリは軽いです。

天気は悪かったですが、ストームの合間を縫って無事に目的地へ。
初日の重い荷物を背負って早速スタート。といっても11日間の荷物で一眼カメラを含めても約25kg。これって軽いです。

軽くなった大きな要因は下記2つでしょう。

1. テントを4人で4名用を使用。狭いですが軽い。
2. 食材は全部日本製。主にモンベルのリゾッタシリーズ、ラーメン、ジフィーズ、粉の味噌汁、コーヒー&お茶&ココアなどはなし!

など軽さ重視で行きました。Fast & Light!

モンベル新商品の100Lザック
のちにレビューします

ヘリパッドで最終荷詰め、忘れ物ないようにー
パッキング終了&乾杯
メンバーの星野
働いているTengu Snow Catとオンサイトは強制的に張り
使用するヘリをガラガラって出すMatt
ヘリブリーフィングを聞いているフリの皆
奥の外人はサウザンカリブーに挑戦するとのこと。
使用するヘリはBell社のLong Ranger7人乗り
谷底を縫いながら目的地へ
綺麗な針葉樹
後ろの3人
と2パック
無事に入山後早速スタート
フライトが終わった直後から基本ずーっと雪
見えない状況で飛ばすとこうなります
初日からホワイトアウト
視界は30mほどでしょうか
午後入山ですが5時間歩き予定地へ。
もう夜でした。