2017年1月6日-13日 チャッタークリークでのガイディング

壮大な景色のチャッタークリーク

怒涛のガイディングシーズンに入って早3ヶ月。もちろんブログも滞っておりますが、なんとかやっていきましょう。

年越しスキーツアリングガイディングの後は、1週間のキャットスキーへ。
場所はもちろんチャッターです。チャッターも11-12シーズンの丁稚奉公時代を含めると、早6シーズン目。広大なスキーエリアもようやくわかって来たような。

この1週間のコンディションは"チャレンジング"。このチャレンジングはガイドにとってというだけで、お客様はかなり満足されたことは確か。

では、ガイドにとってチャンレジングがどういうことかと言うと、探さないとパウダーがない、って状態ですね。新雪が30cmほど降ると全てリセットされるので、通常のコンディションであればその後10日間ぐらい雪が降らなくても、1台12名定員で3台のキャットもまわしても、まーなんとかなります。ただ、その10日間で風が強くてアルパインエリアがやられると林間のみに、また強い日射があると南面が駄目に、気温があがると低い標高が駄目に、小雪がぱらつくと視界がなくなるので木がない場所が滑れなくなる、など気象状況にかなり左右されながら、新雪がなくなってしまうわけです。そうなってくると徐々にチャレンジングになってきて、ガイドが探さないとパウダーにありつけなくなるわけです。長くエリアを滑ってくると、あまり人がいかない場所、クリフを回り込むとあるライン、少しだけサイドステップで上がると良いラインが、みたいな自分だけの秘密の花園を最後の手段で持つようになります。

ということで、この1週間は頭をフル回転の1週間。これも良い勉強ですねー。

1月13日にガイドの仕事を終え夜21時に帰宅。14日にはカルガリーから成田経由で千歳(着は15日)で今年の日本ツアーも始まります。くー、体力もつか?

BC州にあるバックカントリーロッジの地図が張ってありました。
これ+ヘリとキャットが隣接してあります、んーカナダの規模はやはりでかい!
今年からゲストも全員無線を持つようになりました
私のマシーンPirates号
Elbow Driveというラン
アプレスキーが豪華すぎ、この日はリブ
私の部屋
この時期は暗い時期から走り出し、1本目の前に丁度夜が明けます
朝焼け後を疾走中
どこまでも伸びるキャットロード
ディナーテーブルにて
普段入れない場所にもキャットロードをいれ
なんとかパウダーランをひねり出す
ショートですが仕方がない
このツアーもみんなに満足して頂きました
この日のアプレはチキンウィングス
ディナールーム全容
ツアー中1日写真家が同行し、写真を取ってくれビデオに編集してくれます。
もちろん買い取りですがクオリティーは高いっす