Gear Review モンベル フラットアイアンパーカ

日本の気候に最適!
化繊ダウンのフラットアイアンパーカ
カナディアンロッキーの朝晩の気温は既に一桁。今日9月5日は2度でしたし、山には結構雪が積もり始めまております。9月上旬とは言え、あたりは完全に秋ですが、もうちょっと高い気温の中、ハイキングも楽しませて欲しい今日このごろです。

ということで、信じられないかもしれませんがロッキーでは朝晩はダウン着用する気候になって来ました。

つまーり、今回はダウンジャケットのレビュー!
今までも数々のダウンをレビューしてきました。


このフラットアイアンパーカは化繊タイプ。化繊と天然ダウンの違いは過去にも述べましたが、平たく言うと
化繊 → 濡れても保温性を失わないが重い
天然 → 軽く、小さくなるが濡れると保温性を失い、すぐに復活しない

という違いがあります。どっちが良いというのはないので、ご自身が使用する環境(湿った雪が降る、濡れる可能性がる、逆にそれらの可能性がない)などなどでチョイスするダウンの種類が変わるわけです。

このジャケットは、日本の若干湿った雪が降る可能性がある環境では最強でしょう。カナダでもロジャースパスなどは、時折湿った雪が降る事があるので、それらの天候が予想される場合、また1-2週間の長期の山行でも、少しぐらい濡れてもいいこのタイプのジャケットは重宝します。

詳細の機能を見ていくと、特に目新しい機能はないのですが、基本は全て抑えているのがこのジャケット。3つある外側のポケット、大きな内ポケット、下からも開くジッパ、大きなフードなど、どれも使い勝手が良くなっています。

また、見えない部分ですが、化繊自体もエクセロフトという保温性の高い素材を使用しているようです。実際ロッキーの真冬に使用していたも暖かかったです。

最後に特質すべきは、アウター側の生地。化繊とはいえ濡れるのはなるべく避けたいものですが、撥水性のある生地をしようしているので、湿った雪、多少の雨でも弾いてくれるすぐれものです。

耐久性もあるので、取り敢えず1枚のダウンジャケットで済ませてい方には、おすすめの一品です!

王道の3ポケットタイプ。
ガイドとしては胸ポケットはいつも必要です
マルチトラウザーパンツとの組み合わせ
174cmがサイズMを着用
裏側。ちょっと丈が短いタイプでしょうか?
フードは大き目なので、ヘルメット着用時にもフィット感は良かったです
ジッパを上げた時も金属が肌に触れないようになっています
アイスクライマーには必須の手袋を入れるようの内ポケット
逆側の内ポケットにはジッパ付きの小ポケットもあり
胸ポケットは無線を入れるのに便利
ジッパが下から開くので、クライミングのビレイ時にも使い勝手は良い
化繊ダウンなので濡れてもOK。
寒い時はそのまま滑っちゃいます