位置関係、グレートケルンハットは左上、右下にキャンモアがあります |
4/12日(土) Golden ~ Granite Glacierにヘリで入山 キャンプ泊
4/13(日) Unicorn Peakに登頂
4/14(月) Mt. Adamantsに挑戦。2900m付近で強風のため撤退
4/15(火) キャンプ場 ~ Great Cairn Hutへ縦走
4/16(水) 停滞
4/17(木) Footstool氷河でスキー
4/18(金) 停滞
4/19(土) Great Cairn hut ~ Golden ヘリで下山
シーズン中も山に入っていますが、やはり自分のやりたい登山はできません。
この時期は、どのガイドも自分の遠征をやったり、もしくは次のレベルのガイド試験を受けたりしながら、冬の残りを楽しんでいます。
過去の春の遠征は、こちらから
2013年 フレッシュフィールド氷原(8日間)
2012年 グレードディバイドトラバース(22日間)
2011年 Mt.Sirsanford登山&ノーザンセルカークトラバース(10日間)
2010年 マウントローガン(カナダ最高峰)
夏の仕事はハイキング/バックパッキングですが、このような個人山行をして体力をつけ、自分の経験を高め、高度な判断を繰り返すことにより、夏の仕事も安全に、幅広いガイディングができると思っています。
やはり、山のガイドはいつも山にいないとです。
さて、今回の遠征ですが、ヘリコプターで入下山という贅沢使用。
ヘリ代は往復で一人600-1000ドルほどかかります。幅があるのは付近に別のグループが入っていれば、行きと帰りで割り勘にできるので、安くなるためです。
そのヘリは、ゴールデンという町から20分ほど離れた場所からヘリで20分ほどで目的の氷河に到着、氷河にテントを張ってベースキャンプとし、そこに3泊しました。当初は4泊した後、12kmほど先にある山小屋に移動する予定でしたが、縦走予定日の天気がわるそうだったので、1日早めて行動。この判断がかなり良く、その後はヘリで下山まで天気が悪かったので危なくスタックするところでした。
肝心の山は、今年は非常に雪が少ない年だったので、あたりはクレバスだらけ。
目指していたアダマンツやサーサンフォードという山も北壁は氷が剥き出しで、登山&スキーをするコンディションではなかったです。それでも、クレバスの中をルートファインディングしたり、固い雪をブーツパックして登ったり、3000mの山に登頂したり、ホワイトアウトの中をナビゲーションしたりと、良い経験ができました。
アダマンツは夏のマウテニアリング、アルパインクライミングも非常に有名な場所なので、次は夏に戻って登ってみたい場所でした。
もしくは、雪の多いシーズンに、また滑りに期待ですね。
クローズマップ、右のキャンプサイトにヘリで入り、その後ハットにトラバース。 キャンプに3泊、ハットに4泊しました |
ヘリはチャッタークリークのヘリパッドから |
今回のメンバー、手前からマーティン、メグ、アリ |
テント場のロケーション |
視界が悪く目的のキャンプサイトに着陸できなかったので、いきなり滑りだす |
ある意味綺麗なクレバス帯 |
上から初見で滑るのは難しいです。 なんとか道を見つけて氷河の中をすり抜ける |
雪が少ないのでクレバスだらけ |
クローズアップするとこんな感じ |
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かっこいいっすね |
アダマンツをバックに滑降 |
ユニコーンピークへの急な登り |
逆から見るとこんな感じ |
次に滑る場所をチェック、真ん中の斜面を滑りました |
滑りはこんな景色 |
アリ |
コントラスト |
右上の斜面を滑った後、氷河下部をクルージング |
広大な景色 |
アダマンツのバックに |
すれ違った別パーティー |
また登り |
さらに登り |
一日を終えてキャンプに帰るマーティン |
風の強かった2日目。マウント・アダマンツも風の中 |
満月の夜 |
アダマンツ登山ルート、NorthEast Glacier |
アダマンツの登山中 |
氷河をすり抜けながら滑る |
強風のためアダマンツは諦め、別の場所に滑りに。 |
ここもクレバスが走っていてここまで |
素晴らしい景色 |
穴だらけ |
縦走日、朝はホワイトアウトしてました。 プローブで凹凸をチェック中 |
最初の革新パイオニアパスへの登り |
ここはスキーを担いでクリア |
ThorPassから急な下り |
セルカーク山脈で一番高い山、Mt.Sirsanford(3519m) |
山小屋では豪華な食事、ステーキ! |
Great Cair Hut。6名小屋ですが、4名が快適 |
こんな感じの山 |
ヘリでの下山日、晴れ渡りました。んー残念。
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