ルート概念図 |
ガイドが無い日は個人の山行。
私は、この個人の山行が自分のガイディングの幅を広げるのに非常に大切だと思っています。
たとえ夏のハイキングガイドであろうと、やっぱり休みの日はせっせと山に行って、ガイド講習でよく言われるマウンテン・センス(日本語に訳すと難しいですが、山を読む力みたいなもの)を磨かないと、ちょっとした危険を見抜く力とか、いざというときの体力に不安が出てしまいます。
山のガイドは山にいないとね。
というのを言い訳にして、休みを利用してまた行って来ました。
行き先は、長年リストに上がっていたWhite Pyramid3275m。
場所は観光で必ず通るアイスフィールド・パークウェイ沿い。水鳥湖(Waterfowl Lakes)といわれる湖の向こう側にある山です。
名前の通り頂上は氷河で白いピラミッド型。これに登ろうということで、サンシャインのパトロール仲間を誘って行きました。
結果は敗退!
出発の時点から既に見えていたのですが、稜線上はまー風が強い。下は問題なかったのですが、上に上がるにつれてシャレにならない感じ。
ぶっちゃけ、行こうと思えば行けたのですが、いい写真もとれないし、パートナーが明らかに戦意喪失していたので、自分の性格的にも無理に人を説得してまでも行くキャラじゃないので、頂上稜線直下で引き返しました。
まー、このへんの自分の性格が、いわゆるクライマーになれない大きな要因でしょう。
お陰で怪我なくやれているとも言えますが。
ということで、White Pyramid。また次の機会に!
来週から行く遠征用に送ってもらったモンベル製品を友人に着せて、 自分は写真撮影 |
凍った川の上を行く |
DaveとZach。 サンシャインのパトロール仲間です。 |
モンベルのバックカントリー用のザック。 かなり機能的で良さそうでした。 |
次は凍った湖の上を行く。遙か前方の稜線上の低い部分(Col)を目指す |
徐々に近づくが、風も強くなる |
800フィルのダウンの下に来ているのは、新商品のトレイルアクションパーカー。 これもかなり良さげなレイヤー。自分が着たかった! |
最後は急登なのでスキーを担ぐ |
30分ほど風待ちをしたが、止むことはなかったです。 |