カナダ山岳ガイド協会スキーガイド試験_後半戦-1


2012年4月に受けたスキーガイド試験の様子も全部載せていなかったので、
今さながらUp。

こちらが前半戦の様子

そして、下記が全体の流れ。
概要編
アルパインスキル研修(4日間)
メカナイズド研修(7日間)
ツアリング研修(7日間)


前半戦はBenedict Creekという場所で2泊3日のキャンプ。
その後1日の距離にある、Sorcerer Lodgeという場所に向かい、Lodgeベースで3泊4日を過ごす。
逆の行程で試験を受けているメンバーもいるので、彼らは3泊4日がキャンプ。
ということで、快適なロッジの日数が多い我々はラッキー!

Day4
滞在していたキャンプからLodgeに移動。
次のグループの為に使用していた、テント、寝袋などは置いていっていいので、荷物は軽い。
今日の自分のリードは、一番最後。
暖かくなりすぎて雪がスカスカ状態に。しかも木の中を滑るので、はっきり言ってターンにならない。
そういう場合は、下手に滑ろうとしないで、お客さんにコーチングを多くして、ゆっくり、時にはキックターンで降りていく。

そんな感じでやったら、試験官は満足そうにしていたので、今日は大丈夫だったであろう。
ロッジまでの登りもオンサイトだったけど、そこら中にトラックがついているので、特に問題はなかった。

Sorcerer Lodgeは本当に快適。サウナもあり、事前にヘリでビールも送っておいたので、
食事はビールと一緒。
試験とは思えないぐらい、リラックスしちゃいました。

さートラバース開始、フォローは気分的にお客さん気分なので楽。

行く歩行をチェックする受験生

明日からのエリアの一部。先発部隊のスキーの跡がうっすら見える

逆行程組とすれ違う

こんな快適な部屋。つーかベッド

リビング兼ダイニング

デッキンにはBBQ台と素晴らしい景色

ダイニング。クックは知り合いのケリー

Day5
Sorcer Lodgeを起点とした試験が開始。
この日のリードは、視界が悪い氷河の上の滑りガイド。
ぶっちゃけ、視界が悪いと視力が悪い関係で、コントラストが全くわからなくなり、滑るのが本当に大変。
特に先頭って何も見えないっすから。
ゴーグルとかのレンズ変えてもあまり効果なし。目の悪い自分が恨めしい。。


午前中はフォロー

核心部。ロープは付けないが、ブーツパッキング。
このロープを付ける、付けないのタイミング、意志決定も難しい。

いつの間にか大きな雪崩が。トラックを埋めていた。

試験会場

ロッジに泊まっているもう1グループ

Nordic Mountainの夕焼け

ロッジからの景色
Day6
この日は天気がずっと悪くて全然写真取らなかった。
しかも、自分のリードはホワイトアウト+吹雪の中の氷河&ダウンヒル。
今日はホワイトアウトの中の急斜面をターンしてガイドしていたら、やはりそういう日はキックターンなどで、
安全におりる方を優先するように注意された。これはマイナスポイントになっちゃったねー。

視界が良くなったところでスキー開始