Mistaya Lodge 丁稚奉公

去年の夏にガイドとして訪れたミスタヤロッジ。今回はガイド試験に向けて、少しでも経験を積むために丁稚奉公としてお邪魔してきた。
この丁稚奉公、英語ではPracticumという名前があり、無償で手伝いをする代わりに、ガイドと一緒に山に行き、現場で学ばせてもらというコンセプトのもの。
英語にするとかっこいいね。

日程は2012年2月3日から2月7日の5日間。最終日はヘリコプターで下山するだけなので、実質4日間のバックカントリースキー。
ツアーとして払うと2000ドルぐらいかな。

このロッジのカテゴリは、バックカントリー・ロッジという位置づけ。ヘリコプターで入山して山の中にあるロッジに泊まり、そこから毎日山に登って滑るというスタイル。
ヘリで入山するので、もちろん他の人は一人もいません。

このロッジの場所は観光名所で有名なペイトレイク、この湖から一山隔てた向こう側。
境界線的には国立公園外だけど、景観は国立公園のそのもの。ツリーあり、氷河ありで、非常に良いロケーション、地形のロッジです。

4日間のうち2日間はリードさせてもらい、オーナー兼ガイドのアドバイスを受けながら、お客さんを案内しました。これがやっぱりすごいいい経験。友達と歩くのと、お客さんを連れて歩くのでは随分緊張感が違いますもんでね。

ヘリで入山するタイプの山小屋はパウダーを食い尽くすことは絶対ないのでおすすめ。
ヘリスキーだとずっとヘリを使うので同じ5日間で6000ドル-8000ドルぐらいしちゃうけど、自分の足で稼ぐタイプは値段もリーズナブル。

皆様是非挑戦しに来てください。

あとは写真でイメージをどうぞ。

Surface Hoarという結晶が木に。

ロッジのロケーション

初日はガイドのデイブがリード。ピーカン。

お客さん。このうち4名はスキー場で働いている同僚の高校の同級生だった。

マウント・ベーカーの夕焼け

二日目の朝。またピーカン

氷河に向かう

もう少しで目的地。頑張れみんな!

トラバースで有名なワプタを見下ろす

先頭を滑るのは何より気持ちがいい。

中央の高い山はMt.Forbes

3日目も氷河を目指す

氷河を目指したが途中にある急斜面をやはり登るのを辞めるという判断。
お客さんと一緒の場合はリスクはかなり低くとる。

それでも急な斜面も滑った。ここは最高だった~。