キャンモアにただいま、そしてハイキングシーズン開始に向けて

*本記録は、ヤムナスカマウンテンツアーズ社でガイドをしていた時の記録です。

マウント・ローガン登山を無事終えた後、ヤムナスカホワイトホース支店で3日間お世話になり、リラックス。 
登山中に消費しすぎたカロリーの再充電をゆっくりしながら、ユーコン支店長を交え飲み、打ち、充実したアフター登山を楽しみ、やっとこさキャンモアへの帰途についたのが二日前。 

ホワイトホースからキャンモアへは2200kmの道のり。一人であれば二泊三日かかるのだが、我々は二人だったので一泊二日で走破。本日無事にキャンモアに到着。 

道中では、音楽よりもPodcastで爆笑問題のラジオをずーと聞いていた。奇しくも最近放送されたTBSの情熱大陸の600回記念が、爆笑問題。早速視聴してみて、印象に残ったのが、10年前の彼らが33歳の時に同番組で取り上げられており、当時の映像を見た太田が「全く変わっていないなー、考え方」といった一言。 

今自分も同じぐらいの34歳。自分の将来の方向性に疑問を感じカナダに移ったのが8年前。それ以後は自分の進むべき道が見えている気がするし、目標に向かっている気はする。ただ10年後に現在の自分を振り返った際、大田のように「10年間ぶれずに頑張ってこれたなー、情熱をかけてこれたなー」、と納得できる自分がいるかどうか? 

いるっきゃないよな。納得できる自分がいなければ、カナダに来た意味がないってもの。今まで以上に、情熱をかけて突っ走しろう。 
でないと、苦労欠けている家族や親にも申し訳がたたない。 

充実した10年を過ごすためには、まず今年1年に目標を持つこと。1年1年の積み重ねだからね。 

Mr.Childrenのこの歌に出会ってからは、これがガイドとしての自分のテーマソング。この歌のメッセージが、大きなカナディアンロッキーにいる、小さなガイドの日常に”彩り”を与えてくれている。 

今年の夏もいろいろなお客さんが、いろんな夢を持ってカナダに来てくれるだろう。一ガイドとしてお客さんにできることは限られている。大変な事、やりたくないこと、納得いかないことも多い。でも、自分のガイディングが、そのお客さんはもちろん、その人につながりのある人、そしてつながりのない人にも間接的に、何か影響を及ぼしているかもしれない、いや及ぼしている。そんなプライドを持って、今年の夏もやらして頂きます。


♪僕のした単純した作業が、この世界を回りまわって、まだ出会ったこともない人の笑い声を作っていく。そんな些細な生き甲斐が、日常に彩りを加える~♪