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嗚呼ローガン
ちなみにこれはローガンハミングバードリッジ
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今年のバックカントリーシーズンの締めとしてカナダ最高峰で、北米第2位のマウントローガンに挑戦することに。ちなみに、北米大陸1位はマウント・デナリ(マッキンリー)。デナリ登山の様子はこちらから
ローガンはカナダのユーコン準州にある、世界遺産「クルアニ国立公園」の主峰であり、カナダの最高峰。
とりあえず、すべてがでかいのが特徴であり、ローガンを取り巻く巨大な氷床の上に、標高5000m以上の稜線が20kmにわたり続いている。
年間を通しての平均気温はマイナス27度、過去の最低気温は北米最低のマイナス77.5度を記録している。
現在待機しているホワイトホースは、短パンでOKな気温。こっからだと想像がつかないけど、寒さ対策が今回のキーの一つ。
巨大な氷床の中央に位置するので、もちろん歩きでのアプローチは無理。なので、セスナでの入山。
登山的には、アラスカのデナリと同じスタイル。ただ、年間に20－30名ぐらいしか入山しないので、レンジャー、ドクターが常駐しているデナリと比べると、少しハードルが高い。
ちなみに、セスナは往復で1050ドル。カナダから入山であれば、Icefields Discoveryが唯一のチョイス
登山期間は3週間。セスナが悪天候のため飛ばないことが多いので、食料は4週間分持って行くのが良い。
移動はスキー+そり。3週間分の食料をザックに入れて担ぐのは不可能なので、そりをひいて残りの荷物を運ぶ。
ルートは沢山あるが、一般ルートはキングトレンチルート。我々も今回はこのルートで登る。なんと、つい先日の2010年4月に未踏であった南壁をジャンボ氏率いるボンジンズ隊が初登を果たしたというので、リポートが楽しみ。
ローガン登山はこんな感じ。次回は装備+食料を紹介します。
