バガブー~ロジャースパストラバース Day10

2005年5月2日(月)晴れ
ButtersCreek~Duncan氷河
距離:5km
標高差:+1300m、-150m
最高高度:Beavermountianコル(2900m)
行動時間:13時間(休憩2時間30分)
(朝)グノーラ、(昼)パンパンコル+サラミ+チーズ、(夜)キヌア+チョリソー




行程:
5:20起床
7:00出発
12:00~14:30;Lunch&昼寝
16:30BeaverMountainのコル
20:00キャンプ地

今日も長い日になりそうなので早起き、今日をがんばれば再び氷河の上に行くので、ブッシュワーキングをしなくても良い。Alderという木が行く手を阻む。この木は低木だが谷底に向かって固い枝が伸びているので、邪魔になって登れない。しかも前半部分は雪もなくつぼ足で歩く羽目に。

数時間の苦闘の末やっと氷河上にたどり着く、今日は標高差1200mも登るから、照りつける太陽の中徐々に高度を上げていく。やっと最後の急登が見えた場所で一休み。急な斜面を登るので太陽がすこしかげってから登ることになり昼寝タイム。

いよいよ最後の急登部分をやっぱりつぼ足で登り、さー下るってところで問題発生。下るラインが急な上、全体にクラックが走っていて普通には下れない。詳細な調査の上、クライムダウンをしてクレバスの上のスノーブリッジを渡ることに。実際ブリッジは結構強度があったので、なんとか渡れそのままスキーで降りる。降りきったところのDuncan氷河上にテントを張り、ご飯タイム。数えてみるとこれで10個目の氷河。あと何個あるんだ?



さすがに靴ずれもおきてきた 

これが悪名高いアルダーという植物 

北方角を振り返る、黒い山々がバガブー達 

雪が安定するまでお昼寝 

良い天気に文句は言えないが、照り返しがきつい 

最後の急登 

逆側をチェック 

クライムダウンすることに 

日が長いのが助かる 

最後の滑りの雪質は良かった