ウィンタースポーツの安全性



初出勤をしてまいりました。 
スキー場で働いていると、やはり近隣スキー場や山岳スキーのアクシデント情報もいっぱい入ってくるのですが、今年はウィスラーで結構人がなくなっているようで、 

12月22日岩にヒット 
12月25日やはり岩にヒット 
12月31日に雪崩で一人 
1月1日に雪崩で一人 
で、計4名も。 

我がサンシャインは7カ月あるシーズンで1-2名で、それに比べると、今季のウィスラーは多い。 
12月中旬には、ブラッコムのゴンドラの支柱が折れる事故もあったし。パトローラーは大忙しだろうな。 
ちなみに、我がサンシャインは3年前にゴンドラのキャビンが落ち増した。幸いけが人はなし。 過去の日記から 


http://www.thestar.com/news/canada/article/561196
 
の記事によると、ウィスラーではゲレンデからアクセスするバックカントリーには立ち入り禁止となったようです。日本だとこういうスキー場が多いから理解できるけど、自由の国カナダでこのような措置があるって、結構驚きです。ロッキーのサンシャインでもレイクルイーズでも、at your own riskってことで、ロープをくぐって、外に行くのは構わないけど、事故が増えるとそれも禁止されちゃうかもね。 

あと、BC州のファーニー付近でも8名のスノーモービラーが雪崩に巻き込まれて死亡。今年は雪崩の犠牲者少なかったけど、一気に増えてきました。来週も雪が結構降りそうなので、そろそろバックカントリースキーだなと思ってたけど、慎重にいかねば。 

最後に、我がサンシャインのスノーセーフティー部隊(パトロールの一部隊)は、一つ約1000ドル(8万円)する、SnowPulse社のLife Bagなるものを購入。5個購入したので、約40万! 
Youtubeにあるけど、レバーを引くとエアバッグが開いて、雪崩に埋まらないという代物。2年前には同僚が雪崩に巻き込まれて、瀕死の重傷負ったから、このぐらい投資してもいいね。その辺はこっちのスキー場は理解が高くて良いと思う。