怪我人のリアクション

怪我をした人の中でも、怪我に対しての反応は様々。 
もちろん怪我の種類にもよるけど、結構パーソナルな部分が多いように見受けられる。 

21歳男性イギリス人、鎖骨を骨折。 
元々泣き顔なんだろうけど、眉毛が八の字になっちゃって、こっちが聞いても声が小さくて聞こえない。 
もう、鎖骨折っちゃって、精神的にやられている感じ。たかが鎖骨だよ君! 

23歳女性カナダ人、手首複雑骨折 
手が猛烈に痛いということで、慎重に上着を脱がして、腕をまくると、、 
すごい角度で手首の一部が盛り上がっている。それを見て彼女は大爆笑。 
ありえなーい、見たいな感じでずーと笑っていました。こっちも皆笑っていた。 

20歳男性カナダ人、両足骨折 
現場では明らかに左足のすねが折れて盛り上がっている。とりあえずそっちは慎重に添え木して診療所へ。なんか逆の足も痛み出した見たいなこというので、念の為ブーツを脱がすと、足首の部分がありえない形している。後から病院に聞いたところ、足首脱臼+骨折。 
彼も、ブーツ脱がす時は悲鳴を上げていたけど、それ以外は冗談言ってたりかなり明るかった。 
尊敬に値するのでほめてたりしたんだけど、結局足首にプレートを入れるので満足に歩けなくなるらしい。逆の足は普通の脛骨、ヒ骨の骨折。 
いい奴なのに、可愛そうだな。 

18歳カナダ人、脛骨の7番目骨折 
前の日記でも書いたけど、彼は結局下半身不随になった。 
彼の時は、パニックで泣きさけんでいた。早くここから連れ出してくれって、言ってたな。 
これはしょうがない。 

最後のケースは特別にしても、どんな状況でも明るくいく肝っ玉が必要だ。