2017年4月7日 - 15日 日本からのお二人とワプタ氷原スキー縦走にチャレンジ

ペイト小屋に向けてレッツゴー
さー4月に入るとキャットスキーなどのパウダースキーは一旦終了し、日照時間が長く、気温が緩み、氷河上に積雪が豊富になりクレバスが埋まるので、標高が高い氷河上を縦走する、スキートラバースに最適な時期となります。

ここ数年は毎年日本のお客様にも氷河縦走に来ていただいており、今年も2本の縦走ツアーが催行致しましたので、ブログで振り返っていきましょう。

ちなみに、2018年4月も1週目がすでにヨーホートラバースの予約を頂いております。まだ2週間分ぐらい空きがありますので、縦走に行きたい方は早目に連絡お願い致します。

過去の日本人との氷河縦走の記録はこちらから

2017年4月7日 - 15日の日程で挑戦したのは、ワプタ縦走。
ワプタ縦走は、ロッキーのオートルートとも呼ばれている、大人気のコースです。
カナダ山岳会の氷河の際に建つカナダ山岳会の山小屋3ヵ所を使用しながら、約60kmの距離を歩くコースです。

結果としては今回はワプタ縦走自体は、残念ながら完走できませんした。
氷河縦走は、日帰り装備以外に、寝袋やハーネスなどの荷物を背負い、比較的長い距離を歩くので、やはり比較的体力が必要。今回は少し体力が足りなかったです。

なので、オリジナルの行程を変更し、初日はそのまま町に引き返し、2日目は小屋が取れなかったので、レイクルイーズのスキー場でガッツリ滑り、3日目から別の小屋に入山し、そこをベースに氷河スキーを楽しみました。

柔軟に行程を変更、これは山相手の遊びの際には、重要なことですね。

S様、A様
今年の4月はお世話になりました。是非またカナダの氷河スキーに挑戦してくださいね!
また今回のツアーには、北海道からガイド見習いの星野が研修として同行してくれました。千春ありがとー、また来年もおいで~。

4月8日は足慣らしでサンシャインスキー場へ。
良いパウダーでした!
もういっちょ
続く4月9日は、バックカントリーの足慣らしでバンフ国立公園のヒドゥン・ボウルへ
直近の高気温で、雪がブレイカブルクラストに修行の日(涙)
4月10日 4泊5日の氷河縦走に向けてスタート

駐車場から少し歩いております
凍ったペイトレイクに降り立ち縦断します
素晴らしい景色
行程を半分ぐらい行ったところで、この日は帰宅するという判断に。
また体制を整えてリベンジしましょう

4月11日はレイクルイーズで滑り、
12日にボウレイクから再度挑戦

おなじみの狭いキャニオンを進みます

写真は飛びますが、ボウハットまで無事に到着!
この日の夕食はハヤシライスでした

次の日、近くの氷河に上がり氷河スキー。
頭上を鶴のような鳥たちが渡っていきました
この鳥はなんでしょうか?

視界が悪かったので、星野に秘伝スリング振りを伝授

こんな感じの視界

少し早く小屋についたので、皆でロープワークの練習をしました


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