アウターとしては初のアンダーカフスタイルのグローブ |
またまた16-17秋冬の新製品、そしてオススメ品のレビューです。
今回のレビューはグローブ。過去にもグローブはレビューしていますが、この商品が他と大きく異なる点は、アンダーカフということ。
過去のレビュー
グローブは様々なスタイル(5本指、3本指、ミトン、アンダー/オーバーカフ等)がある中、まずアンダーカフとは何かと申しますと、グローブの手首の部分が、ジャケットのカフ(袖)の下に入っているスタイルということです。反対にオーバーカフはジャケットの袖の上にくるやつですね。
私はなんといってもアンダーカフ派。オーバータイプはどうしても手首周りがボタついてしまし、時計見るのも大変ですし、なによりスタイリッシュでない!
オーバーカフは雪が入りにくいというメリットはありますが、そもそもアンダーカフがが入り易いって言うわけではなく、このスタイルでも雪は殆ど入ってきませんので、ノープロブレムです。
モンベルのグローブ群はクラシックタイプのものが多かったので、アンダーカフタイプがこれが初めて(多分)。一冬使用させていただきましたが、これ一個で全部こなせるぐらい、グッドなアイテムでした。
外皮は、山羊の革。その下に透湿防水素材のOutDryの膜が挿入されています。
OutDryはイタリアのメーカー特許の新素材。まーGoreTexみたいな物ですね。
このOutDryのおかげで、防水性がかなり良いグローブです。雪が湿った春先にも使用しましたが、外皮は濡れても中は全くOK。染みてくるグローブが多い中、これは信頼できるものだと思いました。東京の製品発表会の場では、装着して水槽に手を突っ込んでも全く内部は濡れないというデモも見せて頂きました。
インナーは、脱着可能なフリース地の厚めのものが採用されています。
厳冬期は問題ないですが、ワタシ的には春先は暑すぎたので、それでは無く薄手の手袋を使用していました。
モンベルから遂にでたアンダーカフタイプ、しかも防水ばっちりでグリップの良いレザー。完璧に愛用グローブとなっていますし、お薦めです。
もう一つ使っているのは、ブラックダイヤモンドのSpark、これもしなやかな革で使いやすいですが、スキー板のエッジに対しては弱いかな。
アンダーカフとはこういうタイプ |
手の甲の部分にモンベルのロゴ 少しかすれていますが、製品版はしっかりとした刻印になる模様 |
雪上車からお客さんの板の出し入れで、濡れた板を何本も触るので外は濡れますが、 中は全くドライ |
BD社のSparkより引き裂きには強いレザーです |
噂のOutDry。GoreTexのライバルですね |
実は付属のライナーが春になると私には暑すぎるので、 別の夏用手袋をインナーとして使用していました。 |