130407-14 Freshfield Icefield Trip log Part1


さ~本編です。
今回訪れたフレッシュフィールド、各日の行程は下記の通り。

4/7(Sun)
キャンモアを朝6時に出発、ゴールデンのヘリパッドに8時着。
この日はミスタヤロッジを始め、いくつかのロッジがヘリでの入下山を行う日なので、
同じ方向のロッジのシートに空きがあれば、ロッジとヘリのコストを折半することができます。

実は、ミスタヤロッジのオーナーとは知り合いなので、事前にその日に空きがある情報を得ていたので、この日を選びました。
その結果、通常$1200のところが、なんと$600の半額へ。これを高いと思うか、安いと思うかは、価値観次第でしょうね。つーか安いっす。

バンフ国立公園のギリギリである、Mt.HelmerとMt.Barlowのコルに降ろしてもらい、早速下の氷原へ滑り降りる。約200mの標高差ですが、かなりの良い雪。でも荷物が重く、そりもあるので、いまいち楽しめませんでしたが。
キャンプを張った後は、すぐに滑りに。Mt.Barlowの北東斜面(斜度50-45度)を狙いましたが、途中から風+雪、そして視界がないホワイトアウトになってしまったので、とりあえず登頂に方針を切り替え、GPSを使用しなんとか登頂。降りも真っ白な中、クレバスに気をつけながらキャンプサイトへ。

初日から1つピーク行けたのでよしとしましょう。

ヘリは微妙な視界だが、ベテランパイロットは問題なし!

Mt.Helmerをバックに

90Lに収まらないので、このような格好に

Mt.Barlow 3143m




4/8(Mon)
この日はコル直下のキャンプから、向こう5日間を過ごすメインキャンプへの移動。
皮肉にも、8日間の滞在中一番よい天気だった。。
暑い中、必死に重いそりを運びました。

テントサイトを決めた後、明日も天気は悪くなさそうなので、目的をMt.Freshfieldに定め、ルート確認とトラックを付けるのを目的に偵察へ。結構いいターンを刻めました。
キャンプに帰った後は、もちろんビールで乾杯。

持ち込んだ酒。ビール30本、ワイン4L、ウィスキー700ml

まだスノーブロックを積む前のテント。
モンベルの4人用のテントだが、実際3名が限界

テントを張って偵察へ

さすが氷原だけに雪はかなり良かった

ビールがうますぎ!

パートナーのDave

4/9 (Tues)

この日は明らかに天気が良いので、一番見栄えの良い山にアタック。
目指すはMt.Freshfield。実はこのエリアで一番高い山はMt.Barnardという山で3mほどだけ高いのだが、登り応えがあるのはフレッシュフィールドなので、こっちにしました。

登りは、クレバスあり、40度ぐらいの斜面を標高差400mぐらいあり、45度ぐらいの斜面をキックステップあり、最後は切れている稜線と色々ありで、素晴らしい山でした。
途中は、風が強すぎ、視界不良でいまいちでしたが、行けるところまで行こうと決め頑張っていたら、頂上直下で一気に雲が取れ、その下の雲海が見えるほど。
やっぱあきらめないでよかったー。

朝一行動

懸垂氷河が素晴らしい

ナイスコントラスト

氷河の上をロープアップし

もう一人のパートナーメグが見つけた小ピーク

Smile

Mt.Freshfield 3337m

下の雲海が本当に素晴らしかった

Mt.Walkerを見下ろす

Mt.Freshfield北面も素晴らしいスキーでしょう、かなり急だけど


4/10 (Wed)
予報通りこの日は完全に雪。
ということで停滞を余儀なくされました。
こんな日はビール

リラックス