フレンチ-へイ-ローバートソン氷河サーキット

一昨日ヤムナスカの同僚J郎とチャットしていた時に、明日バックカントリーいかない→がっつりと歩きたいです→じゃーここにすっかと気軽に決まったのが今回のコース。実は、数年前に挑戦して敗退したのでかねてから気になっていたわけです。

サーキットと書いたが、グルーっとループして最後は同じ場所に戻ってくる、お得なコース。

全長は20km。標高差は1000m、氷河も通るという大変な代物。
コースは最初林道から始まり、小川沿い、フレンチ氷河にのってからはなだらかだがずーと登り。ヘイ氷河にでると、小規模だが氷原が広がっている。ここから核心部のMt.サーダグラスとMt.ロバートソンのコルに上がる急斜面。雪崩のコンディションがどうかな?と思って出掛けたが、なんとほとんど雪が付いていない。今年は本当に雪が少ないっすね。
このコルで登りは終了。あたりの眺めも素晴らしく、近くにK-country最高峰のMt.ジョフリーなんかも見えてました。

ここからロバートソン氷河に滑り込み、最高の下山と思いきや!
雪質は最悪の最悪。風で雪は全部飛ばされ、シュカブラ(サスツルギ)になっていた。シュカブラとは風で雪の形が変なふうに作られた状態。ターンなんてできないっす。
氷河終わってからは林道をひたすら戻り、車へ
行動時間9時間半のながーい一日でした。

でも楽しかった。



スタート地点には今年からできたビーコンベースンが。 
無人だがこのBOXを使ってビーコンの練習ができるすぐれもの。 

ライチョウの親子に遭遇 

海じゃないっす、コンディションの悪さが伝わるでしょうか? 

全てを出し切ったT一選手。この時点で全行程の2/5。 

半分の地点。全て以上出しきったT一選手 

最後の核心部分に向けて氷河を横断 

核心部分を直登。例年より雪が全然少なく、そういう意味では良かった  

雄大な景色、遠方には3年前に登ったMt.ジョフリーも。氷河のかぶった台形の山ね。 

セラック(懸垂氷河)すぐ下を滑る 

中央のコルから一気に滑ってくる。あまりにも悪いコンディションでヘロヘロ。