20世紀少年



久々に面白い漫画読んだ。この感動はデスノート以来かな。 
その名も、浦沢直樹の『20世紀少年』全22巻と、『21世紀少年』全2巻。 

主人公は15歳上で、いわゆる昭和まっただ中。 
平成も20年を超える現在、すでに昭和は懐かしいものとして扱われているけれど、私はまさに昭和に行きて来ましたから、時代背景などもかなり共感できるわけで、21世紀っていうとすげー未来を予想しちゃっていたけど、現実の科学はそんなに進歩していなくて、成人するにつれ苦労もして、昔の純粋さなどは失っちゃっている、このさみしさ。 
そんな感じを悪と戦う正義ヒーローものとして描きながら、少年時代の気持ちの大切さを表現している、この漫画はおもしろい! 

特に15歳上ぐらいの人と達って、子供時代にテレビができて月面着陸して、鉄腕アトムがあって、超未来に対しての希望というか、ドキドキ感があったんだろうな。自分らも結構そんな感じあったけど、今の子供達ってSFチックな思考をするのだろうか? 

既に映画にもなっている人気作品ということで、であって良かった。映画は見ない方がいいのかもなー。大抵がっかりするからね。