2016年7月9日-18日 内田ご夫妻とのシャドーレイクロッジ滞在ツアー シャトーレイクロッジ滞在編

Mt.Ball Amphitheaterでの岩壁
2016年7月13-16日 シャドーレイクロッジ滞在

いよいよクライマックス!
旅のハイライトであるバンフ国立公園にあるシャドーレイクロッジに3泊4日に滞在してきました。
シャドーレイクロッジはバンフの町から約20分のドライブで登山道に到着、そこから13kmの山道を約5時間半かけて歩きます。13kmもありますが、道は林道で歩きやすいので、数字ほどはきつくありません。日帰りハイキングより少し荷物は重いですが、今まで歩けなかった人はいませんのでご安心を!(笑)

今回はシャドーレイクロッジには3泊です。入山、下山に1日ずつかかりますので、最低2泊、周辺を満喫するなら3泊はやはり欲しいところですね。今回は内田様、3泊をご選択頂いたので、余すこと無くシャドーレイクロッジの魅力を伝えられたかなと思います。

ロッジのそもそもの建設は1928年と古いですが、現在使用しているロッジ、キャビンは全て1990年台に建て替えられていますので、宿泊キャビンには、クイーンサイズのベッド、プロパンガスでのヒーター、ソーラーでの電源とランプが、またシャワー棟には湯沸し器からのお湯供給、などなどロッジライフの中では最も快適に過ごせるカテゴリーのロッジに入ると思います。

また、今回の料理人はオーナーの娘”モーガン”。どこで習ったのかこの娘の料理が全てマジ美味かったです。ぶっちゃけアシニボインより、スコーキーより味はここがダントツでいた。若いのにモーガンちゃん凄い!

ということで、シャドーレイクロッジ滞在ライフを一気に紹介しちゃいます!
皆様、頑張ってマウスをスクロールしてください!

2016年7月13日
レッドアースクリーク駐車場 ~ ロッジへ
レイクルイーズに宿泊されていたお二人をピックアップした後、朝は特に動物との遭遇率が高いことで有名な旧国道1Aをとおり登山道入り口へ。読み通り朝からブラックベアを観察することに成功! んー幸先いいです。
駐車場からは13kmの行程。奥様のマリさんはこの日のために3ヶ月前からジム通い、大好きなお酒も控えて、体力づくりに励んでいただいていました。その甲斐もあり、予定通りにロッジ到着。雨が降るコンディションでしたが、コースタイム通りでしたので、私もこの先の行程も問題ないな、と密かに思っておりました。

ロッジ到着後は、各自の部屋に入り荷解き、シャワーを浴びて、18時半からの夕食を楽しみ、スコッチ好きの内田さん達の為に仕込んだIslayのピートの効いたウィスキーでしっぽりと暮れゆく夜を3人で過ごしました。

グミの実をむさぼるブラックベアーを朝一で発見!
トレイル上は花が満開
リンネソウ
この辺の木道になるとロッジも近しです
雨具上下着た途端に雨が止むのはもはや定番
シャドーレイクロッジ!
宿泊はコテージ。これが12棟あります
中はこのような感じ。家族なら4名まで宿泊可能
初日は肉厚白身魚の王様、オヒョウ。
白ワインといただきました
夜は暖炉の前でスコッチを味わいながら、しっぽりと。

2016年7月14日
Mat.Ball Amphitheaterへハイキング

Amphitheaterとは日本語で円形演技場を意味します。これだけ聞いてもどんな場所にハイキングに行くかはイメージつかないですが、実際行ってみるとわかります。おーまさにアンフィシアター!
ランチ中に雨が降ったりもしましたが、概ね小雨程度で済む天気。連日の雨でトレイルがドロドロ状態になりつつありましたが、まーOKでしたね。それより大迫力の円形演技場と綺麗なシャドーレイクの色に興奮の一日でした。

ランチはテーブルの上から好きな物を選んでサンドイッチを自分で作ります
できあがり!
今日はトルティーヤのラップを作りました
お昼ごはん時には雨が強くなったので、タープに避難
帰りは雨も上がりおひさまがでてきましたね
シャドーレイクの蒼。
Mt.Ball側のほうが氷河の溶け水が多いのでしょう、色が綺麗です
綺麗な色を振り返りながら、アフタヌーンティーが待つロッジに向かいます
もののけ姫っぽい光が差し込んできました
こだまはどこ?
ロッジ到着後は早速アフタヌーンティー、
っていうかビールですが。。
この日のスープも美味しかったですねー
ディナーはポークテンダーロイン
もちろん美味いっす
外は晴れ間が!
明日はどんな天気?
2017年7月15日
ギボンパスへハイキング
朝、屋根を打つ雨の音で目覚めたほど、朝は大雨!
ありゃーこれは午前中からワインか? でも睨みつける我が娘もいないので、内田さんと飲んじゃうかと覚悟していましたが、ラッキーにも朝食後に雨はあがり、予定通り標高差400mのGibbon PassへLet's Go!
とはいえ、途中で雨が降ってきたので雨具は着る必要がありました。今年の7月は雨が多い! でも雨で良いと事といえば? そう花が綺麗に咲いている、ギボンパス周辺もかなーり高山植物が満開状態でした。ピンクのペイントブラシ綺麗でしたねー。

ギボンパスへの道はペイントブラシが大満開!
写真じゃ入りきらないほどあるんです、実際
ギボンパスへ到着!
もう少し遠出する予定でしたが、雨が降ってきたので早目に退散&飲むことに!
アフタヌーンティーは種類が豊富
どれにしようかな~
ワインのセレクションも豊富

2016年7月16日
シャドーロッジ~ギボンパス経由、ツインレイクス駐車場へ下山

あっという間に滞在も最終日。本当にこういうのって時が経つのが早いですよねー。
楽しい滞在させて頂いたロッジに別れを告げ下山する道に選んだのは上級コース。
雨が降っていたので、簡単な同じ道で帰る選択肢もありましたが、やっぱちょっと苦労しても別の道を通ったほうがロマンがありますよね? と半ば強引に内田さんにお伝えして、昨日行って来たGibbon Passに再度登ります。通常同じ道の2回め、少し優しく感じますが荷物が増えていたので、やはり結構大変でしたね。
それでは、予定通りに峠に到着し、そのまま道の領域逆サイドへ。ランチの時は良かったですが、その後は強い雨が降りしきり、途中の湿地帯もザブザブ状態。
岩も滑り易くなっていたので、普段簡単な場所も難所になってしまっていましたが、なんとか標高差900mを降りきって、ゴール達成!

出発前も、ハイキング中も不安をつのらせていた内田奥様ですが、この行程をやりきったことは自信に是非つなげて欲しいものです。くれぐれも私を嫌いにならないでください(涙)。 でも新調されたオーダーメイドの革登山靴、この雨でも染みてこなかったとのことで、やはり市販ではだせない職人の腕にびっくりしました。ブランドは巣鴨にあるGORO、要チェックです。

明日はいよいよハイキング最終日ですが、レイクオハラの前日予約が取れたとの報告があったので、締めはレイクオハラに行って来ます!

ありがとうシャドーレイクロッジ!
地衣類
今日も綺麗なペイントブラシ
個人的に箱の色が一番好きです。
ピンク+白
トレイルはザブザブ
これでも浸水しないブーツは凄い!
満開のフランスギクに囲まれて遂に駐車場!
長い行程お疲れ様でしたー