Gear Review モンベル アルパインダウンパーカー レビュー

アルパインダウンパーカー

9月末、カナディアンロッキーの山も20cm以上の積雪がありました。
ということで、冬の定番アイテムダウンのレビュー。

私の今までのダウン遍歴はというと
Patagonia DASパーカー 化繊
Mountain Equipment Co-opのダウン
NorthFaceの900FP
PatagoniaのFitzroy down hoody
PatagoniaのDown swater hoody

結構着てきましたね。私の活動領域はカナディアンロッキー。9月末の今日でも朝は3度、真冬になるとマイナス30度ぐらいになりますので、このダウンジャケットは生活の中で必須アイテムになります。

ダウンジャケットを選ぶ時のポイントは3つ

1.天然ダウンか化繊か?
ロッキーの真冬であればやはり天然ダウン。
軽くて温かい、弱点は濡れると保温力を失うことですが、マイナス30で湿気があるわけでもなく、やはり暖かさ重視です。
ただ、春先は濡れることもあるので、化繊も持っていますが。

2. フード付きか否か
どの分厚さのダウンを購入するかに寄って変わります。
フードが要らないシチュエーションは、重ね着している時。
ダウンの上にジャケットを着ると、首がもこもこしてしまいます。

この手の厚いダウンをゴアテックスジャケットの下に着て行動することはないので、
フード付きがいいっすね。暖かい。
そもそも、仮にジャケットの下に来ててもそんなに気にならないし。

3.分厚さ(フィルパワー)

フィルパワーは最近800が定番で、900や1000なども出てきましたね。
もちろん、フィルパワーが高いダウンを沢山使用しているのが温かいです。


ただ、そんなに寒くない春先に、厚手のダウンを持っていく必要はないので、やはり用途に分けて数枚持つのがいいでしょうね。

今私が使っているのは、下記の3種類。

アルパインダウンパーカー 414g → 厳冬期用、氷河トリップ用

U.Lサーマラップパーカ(レビューはこちら) 283g→ 春スキー、キャットスキー、夏のアルパインクライミング、ハイキング用

EXライトダウンジャケット170g → 夏ハイキング、予備の防寒具として

3種類あれば、あらゆる用途に対応できるでしょう。

さて今回のレビューは、モンベルのアルパインダウンパーカーです。厳冬期用ですね。
詳細はモンベルのホームページでどうぞ。

特徴としては、800フィルのダウンを沢山使用しているので、軽い割に暖かいです。
また、大きなフードがついているのでヘルメットを被っていてもすっぽりハマりますので、吹雪の時もノープロブレム。

表の生地に撥水加工がしてあるので、雪が降っている状況でも中のダウンが濡れることはありませんでした。

改良点としては、ポケットの少なさでしょうか?
私はジャケット全てに胸ポケットが欲しい(無線やノート、キャンプの際にライターをいれておく)人なので、胸ポケットが欲しいところ。

あと、内側にメッシュの大きなポケットがつていると便利。
アイスクライミングやウィンターキャンプの際に、グローブや濡れたものを体温で乾かす時に使うことができるので。

Patagoniaで同じレベルのダウンジャケットを買うと3万円強、これは18000円。
両方使用したことのある私の感想は、、、1万5千円の差は感じなかったです。

さー、冬が待ち遠しいですねー。

フードをかぶった所、口元まで来るので暖かい

174cmがサイズMを着たところ

うーん暖かい