2016年4月13-18日 ボウ~ヨーホー氷河縦走 Day5とDay6 ゴール!!!

ボウ・ヨーホートラバース概念図
Day5-6 概念図(緑がDay5、黄色がDay6)
4月17日 ザ・プレジデント方面へ
スタンレーミッチェル小屋の周りはスキーにかなりのポテンシャルがあるので、この小屋には2泊しました。ボウ・ヨーホートラバースは最短で3泊4日で可能ですが、寄り道する時間がなくなるので、この5泊が私はおすすめですね。

この日はゆっくり起きましたが、佐藤さんの調子が悪かったので午前はオフとしました。山小屋の2階で寝るのですが、暖炉の関係か2階の酸素が薄く、あまり熟睡できず頭痛もあったようです。この小屋に泊まるのであれば、1階の部屋か2階の階段付近がおすすめですね。午後には復調したので一安心でしたが。。

午前はドラクエをしたり、お湯で体を拭いたり(含む大事な部分)、薪を割ったりして過ごしました。

午後はお弁当を持ってプレジデント方面へ。この山山容がかっこよく、まさに大統領という名前がふさわしいです。

大統領と副大統領の間の鞍部までは、一定の斜度が続く素晴らしい斜面が続いています。
今回は体調と午後はすごく暑くて、雪庇崩落の恐れがあったので上部にはあがりませんでしたが、次回は是非滑ってみたい斜面ですね。

明日は23kmの移動というビッグデーが待っているので、この日は軽め、早めに山小屋に戻りお茶を呑んだり、本を読んだりゆっくりしました。

ちゃーんと綺麗にしましょーねー
(photo by Takeshi)
午後暇だったのでドラクエの間に薪割り
(photo by Takeshi)
2日間お世話になったスタンレーミッチェル小屋
夏も利用できますよ!
氷河を目の前にしたモレーンでランチ&昼寝
なんて贅沢でしょう
氷河を見て何を思う谷剛士
少しのんびりしすぎて雪が緩みすぎましたが、
なかなかのザラメスキー
午後は日光浴
ここの山小屋も炊事用具はしっかり装備されています
最終日のディナーは、軽量化のためにドライフードの3種盛り
これはこれで美味かったっす
夕方はゆーっくり

4月18日 スタンレーミッチェル小屋から駐車場へ
ついに最終日となりました。楽しいことをやっていると時間が経つのが早いですねー。
この日も快晴の予報、あまりに暖かいと雪が腐って踏み抜くようになってしまうので、朝の早いうちに出発しました。

起床は5時、出発は6時過ぎでした。
予想通り朝は全てカチカチに戻っていたので、移動は早かったですが振動が半端無く、足がつかれましたね(笑)。

この日の行動時間は7時間弱でしたが、コンディションによっては9時間以上も覚悟していたので、かなり順調に降りてこれました。
佐藤様60歳オーバーとは思えない体力。本当にすごいと思います。
この手のツアーはやはりスキーの技術よりも体力勝負ですね。

無事に駐車場に到着してからは、置いておいた車に乗り込み一路バンフへ。
荷物を整理し、シャワーを浴び、ステーキ屋で乾杯し、旅の成功を祝福しました。

佐藤様
2年連続のカナダ旅行にご一緒させて頂きありがとうございました!
来年はワプタトラバースが待っていますので、是非またいらしてくださいねー。

新しい山小屋を利用したボウ・ヨーホートラバース。滑る場所もたくさんあり、登れる山もある。新しい山小屋は快適。
かな~りおすすめのツアーです。

2017年度はプライベートグループが4月上旬にボウ・ヨーホートラバースに挑戦することが既に決定しています。
その後にもう1-2ツアー催行することは可能ですので、お問い合わせはお早めにお願いします!

カチカチなので細くて急な場所は歩く必要あり
谷底はひたすら歩く。
景色が素晴らしいので飽きないです
数日間の暖かさによりそこらじゅうで大きな雪崩れが
ランチタイム。
昼寝もできちゃう気候
ところどころ雪がない場所も。
例年ではありえないぐらい早い雪解けです
カセドラルクラッグ
左のクーロワールは滑ることが可能っす
マウント・スティーブン
駐車場に到着し、無事にツアー終了!
お疲れ様でした!!!!
バンフの町ではステーキ屋で乾杯。
ありがとうございました!
アルバータビーフ
このボリュームっっす